浸透圧

好きなものを好きと大いに言い、自分内の流行り廃りや自分自身を整理整頓したりもする、日々の徒然。

中間報告【男子は若干閲覧注意かも】

結論から申しますと

 子宮内膜増殖症と、現在診断を受けています。名前は似ていますが子宮内膜症とは別物です。増殖症の方がもっと単純といえばよいのか、要するに女性ホルモンの一種であるエストロゲンが過剰に反応することにより文字通り内膜が増殖する症状で、これには単純型と異型とかあります。大体の場合は単純型だそうですが、異型と判断された場合、子宮体癌の恐れが急激に高まる為、基本的には全摘処置がなされることが多いそうです。

 で、異型か単純型かは、増殖してしまっている内膜を掻爬してみないとわからないのだそうです。この掻爬の処置を3/13に受けることになりました。

 暫くここをお休みさせていただいていたのは、全く別件で婦人科にかかったら内診の際に内膜の状態が異常すぎて、体癌が心配だから検査をさせて欲しいと言われ、その検査を受けた際にポリープが一つ見つかってそれをその場で除去し、そのポリープを検体として細胞診に回して結果が出るのに二週間かかったせいです。

 これ!と何だか判ってしまえば腹も括りますが、どっちがどうなのか自分がどうなっているのか全く判らない状態で、只悶々とひたすら待つばかりの日々を暮らしていると、どうしても目が虚ろになって挙動不審になってしまうので、そんな状態で何か書いてもどうしても行間からネガティブなものが漏れ出すだろうなという確信により、暫くお休みをしていた、という事情でした。

 

ポリープの除去は麻酔なしでした

 事前に、体癌の検査は痛いからその後寝込むつもりで来い、あ、出血もするからその用意もしてきてね、などと脅されていたのですが、実際に受けてみて私はそこまで痛かったとは思いませんでした。四六時中強度の頭痛に見舞われる日々で培われた余り有り難くない特技ですけれども、私は割と痛みに強いというか鈍いので余り参考にならないかも知れませんが、処置して下さった医師が上手だったのか、強引に少し痛い生理痛にされたようなもの、位にしか感じませんでした。

 なんというか、脅された時点で「痛い」っていうからもっと鋭利な、なんというか「スラッシャーーーー!」な痛みを想像していたいんですけど、蓋を開けてみたら「なぁんだ。ヴィデオドロームとかイグジステンズとか、慣れ親しんだどろっとした内臓系の感覚じゃん」といった感じだったと申しましょうか。この手の変態というか馬鹿というかボンクラに、付ける薬はあっても治す薬はないんじゃないかと思います、ええ。

 

麻酔管理が大変らしく

 何しろ今のアタシは昨今増設された「マシュマロなにがし」等という言葉でくるめる程手ぬるいものではなく、文字通りピザ、ガチでデブですので、この手のホルモン異常とか血液の数値異常は大概それが原因だったりするのですが、このピザっぷりが麻酔にも影響するようで、内膜増殖症という診断をして下さった婦人科の先生に、自分の所でも掻爬くらいはやるけれども、肥満の場合麻酔のコントロールが難しくうちには麻酔専門医がいないので、大きい病院にかかった方が良いと思う、と言われた為、「今別件で慶應かかってるので慶應で」とお願いしました所、大体初診だと二ヶ月待ちとか、お医者様からの紹介であってすらそんなのが当たり前なんだそうですが、一応私は現在進行形で別の科にかかっていて診察券もありますし、そうなるとお話が早かったようで、3/13の10:00の予約が取れました。

 予約の一時間前には行かないといけないらしいんですけど、処置がどの位の時間で終わるのかとか、部分麻酔か全身麻酔かとか、全然聞いてないんですよね。3/11にはかかっている婦人科に紹介状を頂きに再度伺わないと行けないので、その際に確認するつもりでいるんですが、今日人と話していて気づいてしまいました。部分麻酔なら、動画撮れますよね。病院の許可さえ下りれば、ですけど。そもそも、「掻爬」という言葉を一般人が日常で使う場合ほぼ100%妊娠中絶の話の時でしょうから、それだけでもうすでに大変に「掻爬」という言葉自体が情念系なわけですけど、子宮内膜なんて言ってしまえば血の塊、レバーみたいなもんなので、それを掻爬して自分の躰から出てくる訳でしょう?そんなヴィデオドロ~ムな状況でこの変態が黙ってる訳ないですよね。部分麻酔だといいなぁ。や、受けたことないんで全身麻酔も体験しては見たいんですけどね。掻爬の動画撮りという誘惑の前にはちょっとパンチが弱いかなと。

 

この程度の与太は飛ばせる程度になりました

 とりあえずは病名もついて、掻き出していいもんかわるいもんかを判断しないと行けないその処置待ちで、しかも今度は待たされる時間もそう長くないですから、精神的には大分落ち着きました。待たされている間は本当に挙動不審も良い所で、過食に走ったり安定剤のODを繰り返したり、悪く落ちた時の私の典型的な行動パターンをそのまま踏んでましたから(衝動買いがなかったのは今定職に就いている訳ではないので財布の紐を親に握られているせいっていうだけです)、子宮系疾患の先輩でもある友達に泣きの電話を入れて話に付き合って貰ったり、3/1のマチェーテキルズ初日の為に態々姫路から出て来てくれた友達と、馬鹿映画をみて一緒に笑って、馬鹿話やヅカ話が出来たことで、ホントにどれだけ助かったかわかりません。

いつも言うことですけれど、殊に昨今、支えてくれてる人達に生かして頂いている我が身ですので、できるだけ良い方向に落ち着けば良いなと思います。まぁいざ危機的状況に陥れば陥ったでそれはそれとして対峙しますけれども。兎に角私のように白黒はっきりしないと気持ち悪くて仕方のない人間としてはどっちつかずで待たされる時間が本当に一番削られます。今回のことでつくづく昔より耐性がなくなっていると判りましたので、その辺のことは次に何かあったら心療内科の方の主治医の先生にもご相談ですね。

 いずれにせよ、今は程々元気ですので、だだ洩れるネガな空気もないかなと思って中間報告をさせて頂いてみた次第です。